30Jan豆知識・費用・相場六曜を知ることは、お日柄を気にする方への配慮のひとつに

カレンダーでよく見かける「六曜」ですが、それぞれの意味をご存じですか?
七曜(月〜日までの曜日)と区別がつくように、六曜は別名「六輝」とも呼ばれています。
六輝の由来
結婚式のスピーチの定番「本日はお日柄も良く……」のお日柄はこの六曜が由来です。
江戸時代後半から広まった六曜は時刻の吉兆を占うものでしたが、後に日の吉兆に変わりました。
結婚式は縁起が良い日にすべきだと考えられてきたので、日取りの決め手として六曜が用いられていたのですね。
最近はあまり気にしない方もいらっしゃるようですが、「家族から仏滅だけはやめてほしいと言われた」などという声も耳にします。
「そんな意味があるなんて知らなかった!」と後に青ざめることのないよう、簡単におさらいしましょう。
六輝の意味
■先勝(せんしょう/せんかち)
先んずれば勝つ、の意味から午後よりは午前の方が吉とされている日です。
万事急ぐことが吉とされているので、お式も午前から行うのが良いでしょう。
この日に入籍をする場合も朝の早い時間の方が御利益がありそうです。
■友引(ともびき)
友を引くという字面から、ご友人にも「幸せのおすそ分け」をと、挙式や引き出物の発送をする日として人気があります。
良いお日柄ではありますが、縁起を気にされるようであれば正午は避けましょう。
■大安(たいあん)
大安は、午前午後どちらも縁起が良くお何事も上手くいくので、あらゆる祝いごとに良い日とされています。
結婚だけではなく、開店や移転も同様です。
土日祝日と大安が重なる日は人気が高く婚礼が多いので、ご希望の場合は早めのお問い合わせをおすすめしています。
■先負(せんぶ/さきまけ)
先勝と正反対なため、先んずれば即つ負ける、の意味を持ちます。
午前よりは午後の方が吉とされている日です。
何事も控えめにすることで吉を呼ぶでしょう。
夕方から夜にかけて、しっとりとしたナイトウェディングも良さそうです。
■仏滅(ぶつめつ)
古くは「物滅」と表記する言葉で、物事が滅する日といわれています。
六曜の中では一番慶事を避ける傾向がある日なので、かえってお得なウエディングプランを見つけやすいでしょう。
仏滅は、勝負事と取引には向いていない日です。
■赤口(しゃっく/しゃっこう)
赤口神という神が人々を悩ます日と言われています。
赤口神が休む午前11時~午後1時の牛の刻は吉で、お式を挙げるなら正午あたりがベストでしょう。
赤という字から火や血を連想させるため、火の元や怪我にご注意ください。
さいごはお二人のお気持ち次第
ご都合のよい日程が仏滅や赤口だったとしても、親族の皆さんに事前にお話ししておけば、ご理解が得られるかと思います。
そして、仏滅や赤口はお日柄の関係上、他の六曜の日より予約が取りやすくお得に式を挙げられることも多いようです。
「minimalWEDDING」より一言
少人数であれば、人気のお日柄でも会場によっては空いていることもありますので、
まずはminimalWEDDINGへご相談ください。